会社沿革
1919年(大正8年)、初代社長末松清一他107名の株主により、資本金百万円の株式組織で日本調味料醸造株式会社の社名で現在の地に創立しました。
昭和初期には、当時の満州、朝鮮半島など海外進出を遂げ、生産販売面で飛躍し、広くニビシの名声を博するに至りました。
その後、1965年(昭和40年)、社名を現在のニビシ醤油株式会社に変更、また、資本金も増資及び合併を行い、1966年(昭和41年)には90百万円になりました。1959年(昭和34年)には、「無手入製麹装置」を発明し、その技術を公開、業界の技術発展に貢献しました。
1970年(昭和45年)には、柳川工場を古賀工場に統合し、工場設備の改善拡充をはかり、「醸造製品は生き物である」をモットーに技術の研鑽と品質の万全の管理に努めています。
1976年(昭和51年)には、営業部門の組織を変更し、独立の販売会社を設立。各地域への供給・サービスに万全を期すため販売網の拡充を図りました。
2016年(平成28年)には瓶詰工場、第五工場、製品倉庫を新設。
瓶詰工場では、つゆ、だし類のペットボトル化をはじめ、鮮度ボトル製品など各種容器に対応できる設備を導入し、商品ラインナップの拡充と併せて生産性の向上を実現しました。
また第五工場は、鍋スープやラーメン・ちゃんぽんスープなどを、より衛生的な環境で製造することを可能にしたほか、今後の新分野への試みを可能とした環境を整備しました。
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瓶詰工場
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第五工場
1919年(大正8年) | 日本調味料醸造株式会社創立 |
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1920年(大正9年) | 古賀工場建設、醤油操業開始 |
1921年(大正10年) | 味噌・酢操業開始 |
1923年(大正12年) | 国鉄鹿児島本線古賀駅にニビシ専用ホーム設立 |
1925年(大正14年) | ソース操業開始 |
1940年(昭和15年) | 姉妹会社天津ニビシ醤油株式会社創立、工場生産開始 |
1948年(昭和23年) | 日本食品株式会社を吸収合併して柳川工場発足 |
1949年(昭和24年) | 福岡市住吉神社前に本社移転 |
1955年(昭和30年) | 古賀工場熱管理優秀工場に指定される |
1959年(昭和34年) | 当社特許製麹室設置の無手入製麹技術を全国醤油業者に公開 |
1960年(昭和35年) | ニビシ運送株式会社設立 |
1965年(昭和40年) | 社名をニビシ醤油株式会社に変更 |
1970年(昭和45年) | 柳川工場生産活動を古賀工場に統合 |
1972年(昭和47年) | 圧搾装置増設、新小瓶詰ライン導入、醤油品質表示とJAS規格実施 |
1973年(昭和48年) | 醤油製麹装置・温醸諸味タンク常設 |
1975年(昭和50年) | 排水処理装置・醤油製麹装置完成 |
1980年(昭和55年) | ニビシ食品株式会社設立 |
1992年(平成4年) | 新1.8L詰ライン導入 |
1994年(平成6年) | 新古賀工場事務所開設、昭和32年設置のコンクリート煙突解体 |
1995年(平成7年) | 新事務管理棟・運送配送プラットホーム竣工 |
1996年(平成8年) | 酢・ソース工場移転新設 |
1999年(平成11年) | 火入れ・濾過工場新設、創業80周年 |
2001年(平成13年) | 新社長に末松繁雄就任、会長に前社長末松五雄就任 |
2003年(平成15年) | 営業本部を古賀工場へ移行 |
2004年(平成16年) | 本社登記を福岡市から古賀市へ変更 |
2008年(平成20年) | 大豆蒸煮缶更新 ニビシ食品株式会社をニビシ醤油株式会社に統合 |
2014年(平成26年) | ボイラー燃料を重油から都市ガスに変更(CO2 615t-CO2/年 削減) |
2015年(平成27年) | 配合工場移設 |
2016年(平成28年) | 第五工場、瓶詰工場、製品倉庫新設 |
2019年(令和元年) | 創立100周年 食品安全の国際規格「FSSC22000」の認証取得 |